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2026.04

プロジェクトの「お母さん」―
未経験から飛び込んだゲームPMの舞台裏

インタビュー

ゲーム

ミストトレインガールズ

KMSの現場の生の声をお届けするインタビュー企画。今回は、『ミストトレインガールズ~霧の世界の車窓から~』のプロジェクトマネージャー(以下PM)にお話を伺いました。
異業種からの転職、そして未経験での挑戦。そこには、ゲーム開発を裏側から支えるPMならではの奥深い魅力がありました。
  • 深谷 舜 Shun Fukaya

    製造業・制作会社にて営業および営業事務を経験後、2024年5月に株式会社KMSへ入社。クリエイティブ進行管理を経て、現在はプロジェクトマネージャーに従事。細やかな調整と進行管理で、プロジェクトの円滑な進行を縁の下から支えています。

まさかの「ゲーム事業部」配属。不安と喜びが混ざったスタート

まずは、KMSに入社した経緯を教えてください。

前職はシナリオ制作会社の営業職でした。KMSに入ったきっかけは、当時一緒に働いていた同僚が先にKMSへ転職していて、「リファラル(紹介)で受けてみない?」と誘ってもらったことです。
実は私、元々はゲーム雑誌の編集者になりたいと思っていたんです。ライターへの道はなかなか難しく一度は諦めていたのですが、KMSの選考が進む中で、ご縁があってゲーム事業部へ誘っていただきました。
当初志望していたのはAI部門の営業だったので、結果的に「ゲームに直接関わる仕事」ができることになり、未経験への不安もありましたが、それ以上に嬉しい気持ちでいっぱいでした。

現在はどのような業務を担当されているのでしょうか?

『ミストトレインガールズ』の運用・実装スケジュールの管理や進捗確認、外部パートナー様との窓口対応、プロジェクト内の課題解決などを担当しています。
一言でいえば、「人と状況を整えて、プロジェクトを前に進める仕事」です。デスクワークももちろんありますが、それ以上に人とコミュニケーションを取りながら物事を動かしていく時間が多いですね。

 

「課題解決」とは、具体的にどんなことを指すのでしょう?

多岐にわたります。毎週のメンテナンスで発覚した不具合への対応や、アセットの納期調整、リリース直前の不測の事態……。時には人間関係の調整役になることもあります。PMはあらゆる方面から相談が集まるポジションなので、急なMTGが入ることも日常茶飯事です。

 

1日のスケジュールも、その時々でかなり変わりそうですね。

そうですね(笑)。私の場合は、朝はまずチャットやメールの確認、各セクションの進捗確認から始まります。お昼からはMTGや外部パートナーさんとの連携、あとは各セクションを回って課題解決のためのやり取りをしたり。夜に「よし、明日はこれをやろう」って準備をして帰宅するんですけど、翌朝にはまた新しいタスクが……なんてこともよくあります。
でも、そうやって想定外のことが起きても、どうやって前に進めていくかを考えながら臨機応変に対応していくのは、大変ですけどPMとしての腕の見せ所かなと感じています。

チームの支柱。現場で「お母さん」と呼ばれる理由

PMを一言で表すと「お母さん」という言葉もありましたが。

そうなんです、実際にメンバーから「深谷さんは私のお母さんです」と言われることもあって。生んだ覚えはないんですけどね(笑)。
PMは、チーム内のコミュニケーションを把握し、誰がどういう状況かを踏まえてサポートに回る役割です。ディレクターが「お父さん」として決断を下すなら、お父さんがまとめきれない部分をサポートしたり、人を巻き込んで動かしたりするのがPMの役割かなと。「みんなが気持ちよく、迷いなく作業に集中できる状態」を常に作るように意識しています。
そうやって一歩引いたところでチームを支えているからこそ、メンバーの努力が形になった時の喜びはひとしおなんです。

 

そんな「お母さん」的な立ち位置のPMとして、一番やりがいを感じる瞬間は?特に印象に残っているエピソードがあれば聞きたいです。

PMは、企画の上流から運用という下流まで、すべての工程に深く関わります。だからこそ、チームメンバーがどれだけ試行錯誤して、どれほどの努力を積み重ねてきたかを一番近くで見ているんです。
以前担当していたプロジェクトで、大きな節目となるイベントに携わったことがありました。私にとってPMになってから初めて迎える大きな山場だったのですが、チーム一丸となって考えた施策が数字としてしっかり結果に現れ、ユーザー様から大きな反響をいただいた時は本当に充実感がありました。
「実際に考えたり創ったりするのはメンバーの仕事。自分はその人たちが最大限のパフォーマンスをできるように支えるのが仕事」。
ずっと頑張る姿を近くで見てきたからこそ、それが報われた瞬間は、自分のこと以上に嬉しく感じましたね。

 

前職の営業職と比較して、今の仕事の面白さはどこにありますか?

営業はクライアントとの「1対1」のやり取りが中心でしたが、今はプロジェクト内の多種多様なプロフェッショナル、さらには他部署の人たちとも深く関わります。
専門知識を持っている人たちに囲まれて、わからないことはどんどん教えてもらいながら、自分自身が成長していける環境に面白さを感じています。

プロジェクトの枠を越えて繋がる。個性豊かな仲間たちと「楽しく」並走できる理由

PMに向いているのは、どんな人だと思いますか?

「自分から垣根を越えて、教わりに行ける人です。課題解決には周りの協力が不可欠ですし、自分から教えてもらいに行く姿勢があれば、専門知識がなくても自然と身についていきます。
あとは、全体を見て戦略を立てるのが好きな人なら、きっとこの仕事を楽しめるはずです。

 

KMSは、そうした「垣根を越える動き」がしやすい環境ですか?

そう感じる場面は多いですね。会社のポジティブなクレド(行動指針)が社員一人ひとりに浸透しているなと思いますし、挨拶をしっかりする文化や、明るい雰囲気が自然と根付いています。締め会や忘年会の参加率もすごく高くて、本当にみんな仲が良いんです。
PMはたくさんの人とコミュニケーションを取る立場なので、こういうお互いをリスペクトし合える温かい環境は、仕事を進める上でもすごくありがたいなと感じています。

 

最後に、PMを目指す方へメッセージをお願いします。

「チームを支えることでゲーム開発に貢献したい!」「新しいことを吸収して成長したい!」という想いがある方にとって、これほど刺激的で楽しい仕事はありません。
プロジェクト内だけでなく他部署との連携も多いので、たくさんの人と繋がりが持てるのもこの仕事の特権です。未経験でも、何かに挑戦したいという気持ちがあれば大丈夫。私たちと一緒に、最高のゲーム体験を届けるための道を整えていきませんか?

 

■採用サイト
https://kms3.com/recruit_info/
■PM候補募集
https://herp.careers/v1/kms3/Jd4BlyAoTzLg/apply
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